Documentation

You are viewing the documentation for the 2.2.0 release in the 2.2.x series of releases. The latest stable release series is 2.4.x.

§スタンドアロンで実行可能なアプリケーションのビルド

§dist タスクを使う

Play アプリケーションをデプロイする最も簡単な方法は、(git などを使って) ソースコードをサーバに保存して、 play start もしくは play stage のどちらかでアプリケーションを起動することです。

その他に、Play のフレームワークに依存しないアプリケーションのバイナリをビルドしたいこともあるでしょう。その場合は、 dist タスクが利用できます。

Play コンソールで、 dist を入力してみましょう。

[My first application] $ dist

こうすることで、アプリケーションを実行するために必要なすべての JAR ファイルを含む ZIP ファイルがアプリケーションの target/univeral フォルダに作られます。代わりに OS のシェルプロンプトから play dist を直接実行することもできます。これらは同じことです:

$ play dist

Windows ユーザー向けの起動スクリプトは拡張子 .bat のファイルとして提供されています。Windows 上で Play アプリケーションを実行する場合は、このファイルを使用してください。

Unix ユーザーのみなさん、zip ファイルは Unix ファイルパーミッションを保持しないので、ファイルを展開したらこの起動スクリプトに実行権限を付与する必要があるでしょう。

$ chmod +x /path/to/bin/<project-name>

この代わりに tar.gz ファイルを作ることができます。このファイルはパーミッションを保持します。dist タスクの代わりに universal:package-zip-tarball タスクを実行してください:

play universal:package-zip-tarball

§Native Packager

Play は SBT Native Packager プラグイン を使っています。この native packager プラグインは zip ファイルを作る dist タスクを宣言しています。dist タスクを実行することは、以下を実行することとまったく等価です:

$ play universal:package-bin

この他にも、以下を含む多くの種類のアーカイブを生成することができます。

もっと詳しい情報は、native packager の ドキュメント をご覧ください。

§Maven (または Ivy) レポジトリへパブリッシュする

アプリケーションを Maven レポジトリへパブリッシュすることもできます。パブリッシュされるのは、アプリケーションの JAR と、POM ファイルの二つです。

build.sbt にパブリッシュしたいリポジトリを設定する必要があります:

 publishTo := Some(
   "My resolver" at "http://mycompany.com/repo"
 ),
 
 credentials += Credentials(
   "Repo", "http://mycompany.com/repo", "admin", "admin123"
 )

設定を記述したら、Play コンソールで publish タスクを実行します。

[My first application] $ publish

リゾルバと認証情報の定義に関するさらに詳しい情報については sbt ドキュメント を確認してください。

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