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§エラーハンドリング

HTTP アプリケーションが返すことのできるエラーは主に二つあります - クライアントエラーとサーバエラーです。クライアントエラーは接続しているクライアントがなにかおかしなことをしていることを示し、サーバエラーはサーバでなにかおかしなことが起こっていることを示します。

Play は様々な状況で - 不正な形式のヘッダー値、サポートしていないコンテントタイプ、そしてリクエストされたリソースが見つからない、などを含むクライアントエラーを自動的に検出します。また、Play は様々な状況でサーバエラーをハンドリングします - アクションコードが例外をスローすると、Play はこれをキャッチし、サーバエラーページを生成してクライアントに送信します。

Play はこれらのエラーを HttpErrorHandler インタフェースを通じてハンドリングします。このインタフェースには onClientErroronServerError の二つのメソッドが定義されています。

§カスタムエラーハンドラの提供

カスタムエラーハンドラは、例えば以下のように HttpErrorHandler を実装する ErrorHandler というクラスをルートパッケージに作成することで提供できます:

import play.http.HttpErrorHandler;
import play.mvc.*;
import play.mvc.Http.*;
import play.libs.F.*;

public class ErrorHandler implements HttpErrorHandler {
    public Promise<Result> onClientError(RequestHeader request, int statusCode, String message) {
        return Promise.<Result>pure(
            Results.status(statusCode, "A client error occurred: " + message)
        );
    }

    public Promise<Result> onServerError(RequestHeader request, Throwable exception) {
        return Promise.<Result>pure(
            Results.internalServerError("A server error occurred: " + exception.getMessage())
        );
    }
}

エラーハンドラをルートパッケージに置きたくない場合や、環境ごとに別のエラーハンドラを設定できるようにしたい場合は、application.conf 内に play.http.errorHandler プロパティを設定することができます:

play.http.errorHandler = "com.example.ErrorHandler"

§デフォルトエラーハンドラの拡張

Play のデフォルトエラーハンドラは、そのままでも多数の便利な機能を備えています。例えば、dev モードにおいてサーバエラーが発生すると、Play は例外を引き起こしたアプリケーションコードの一部を見つけてレンダリング使用と試みるので、すぐに問題を参照して識別することができます。開発中はその機能を維持しながら、運用環境ではカスタムサーバエラーを提供したいこともあるでしょう。Play はこれを容易にするために、オーバーライドできる便利なメソッドをいくつも持つ DefaultHttpErrorHandler を提供しているので、Play の既存の振る舞いにカスタムロジックを混ぜ込むことができます。

例えば、商用環境のみカスタマイズしたサーバエラーメッセージを表示し、開発用エラーメッセージには手を触れず、かつ指定したアクセス拒否エラーページを提供したい場合、以下のようにします:

import play.*;
import play.api.OptionalSourceMapper;
import play.api.UsefulException;
import play.api.routing.Router;
import play.http.DefaultHttpErrorHandler;
import play.libs.F.*;
import play.mvc.Http.*;
import play.mvc.*;

import javax.inject.*;

public class ErrorHandler extends DefaultHttpErrorHandler {

    @Inject
    public ErrorHandler(Configuration configuration, Environment environment,
                        OptionalSourceMapper sourceMapper, Provider<Router> routes) {
        super(configuration, environment, sourceMapper, routes);
    }

    protected Promise<Result> onProdServerError(RequestHeader request, UsefulException exception) {
        return Promise.<Result>pure(
                Results.internalServerError("A server error occurred: " + exception.getMessage())
        );
    }

    protected Promise<Result> onForbidden(RequestHeader request, String message) {
        return Promise.<Result>pure(
                Results.forbidden("You're not allowed to access this resource.")
        );
    }
}

DefaultHttpErrorHandler にある完全な API ドキュメントを参照して、オーバーライドして活用することのできるメソッドを確認してください。

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